以前のリビジョンの文書です
Bonnに着いた私はまず何はともあれ広場のベートーベン先生の銅像に拝謁します。 ベートベン先生の横顔を眺めながらまたもやMilch CafeでMilchを飲んだ後、 「ベートーベン先生の家」を訪問します。 余談になりますが、以前focus誌上(Fridayだったかもしれない)で指揮者の佐渡豊氏 (元阪大オケのトレーニングを引き受けてくださっていた新進気鋭の若手指揮者)が バーンシュタインから 「困ったときはこの人に相談に行きなさい」 といわれて紹介されたのがこのベートーベンの銅像だったと思います。1)
(中略)
さて、「ベートーベンの生家」は非常に小さな本当に普通の家です。 5マルクを払って中に入りますと、中はちょっとした博物館になっています。 思ったよりも彼の自筆の楽譜等は数が少なく、彼や関係者の肖像画や 彼が敬愛して止まなかったであろうモーツアルトの楽譜などが展示されています。 音楽愛好家にとっては古楽器の展示が興味を惹くところでしょう。
幻の「ロンドン通信」より