ロンドン通信

地下鉄編

Londonの地下鉄はUndergroundといいます。時にはSubwayなどともいいます。 間違ってもTubeなどといってはいけません。Tubeなどと呼ぶのは土地の人と わけ知り顔のきどった旅行者だけです。私は気取った外国人ですからもちろん Tubeと呼びますが。

乗ってみると確かにTubeであると実感できます。いやこれはもうTubeと呼ぶ以外に 呼びようがありません。まさしく地下に埋め込まれた管のようなところを人も電車も 通っています。もちろん電車の断面も丸くなっていてdoorの近くに立つと 背の低い東洋人であるわたしでさえ頭が支えてしまいます。

また構内の掲示もよくできていて決して迷子になることはありません。 東京の地下鉄など日本語の掲示があっても迷子になるとゆうのに。 ただ、地上に出た瞬間にすぐ迷子になりますが。

ときどき停まらない駅というのがあるのにも面食らいます。 Leicester SqureからEarl's Courtへ行こうとしたときのことです。 Earl's Courtは我が家の最寄りの駅ですが、なぜLeicester Squreなのか。 土地感のある方は判ると思いますが、かのSOHOの近くです。

Piccadilly Circusに停車中に突然アナウンスが入りました。
「この電車はGreen Parkには停まりません」
二度、三度同じ放送があり 《このぐらいの英語なら俺でもいっぺんでき聞き取れるわい》と うんざりしていると、近くに乗っていた観光客らしいねーちゃん (だぶんアメリカ人だろうと思います。だいたい騒いでいる観光客っぽい、 英語を話すやからはアメリカ人だと思うようになってしまいました。)が
「えっ、なんて言ったの?
「えっ、どこに停まらないんですって?」
などと騒いでいます(もちろん英語で)。
《nativeのくせにちゃんと聞いとらんかい》と その時は思ったのですが、South Kensingtonについたときのことです。 また同じような放送が入りました。
「この電車は????? Courtには停まりません」
さあたいへんです。わたしの耳にはEarl's Coutと言ったような気がしたのです。 何度か放送はあったのですが肝心なところが完全には聞き取れません。 もうパニックです。さっきのねーちゃんのように、『つれ』がいるわけでなし、 まだ見ず知らずの人に話しかける度胸もありません。(町中で道を聞くときは おまわりさんやらスタンドのおっちゃんやら道を聞かれるのに慣れてるような 人にしか聞いたことがない。) 《でもEarl's Courtは分岐点だから停まらないはずはない。》と 思う一方Barons Courtより西はわたしにとってはまだ未知の地域。 探索ならまた暇なときに、と思ってそそくさとGlocester Roadで 降りてしまいました。(なんて軟弱)

とはいいましてもLondonの地下鉄は路線図の複雑さにもかかわらず、実際に 乗ってみると以外と簡単で便利です。特に案内の掲示や電光掲示板の表示の センスのよさ(ふだんは先発と次発の行き先の表示で電車が入ると同じ行き先の 次の電車までの待時間が表示される)は洗練されていると感じさせます。

miscs/london5.txt · 最終更新: 2009/03/23 16:18 by kimi
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