図中0で示す原子に注目します。すぐ隣の原子は1で示される原子です。6個あります。次の隣の原子は2で示される原子です。6個あります。これらの原子のことを二番目に近い原子と呼ぶこともあります。
一つの分子に注目したときに、2の位置全てに分子が吸着しているとするとこの図のように分子が整然と並びます。これが√3×√3構造です。Ru表面のPF3分子の場合には、一番たくさん吸着している時には、このようになります。
一つの分子に注目したときに、3の位置全てに分子が吸着しているとするとこの図のように分子が整然と並びます。これは2×2構造です。Ru表面のPF3分子の場合には、このような格子模様は発見されていません。