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ASEを用いてDacapoによる計算を行うためには、若干のPythonの知識が必要です。 Pythonはオブジェクト指向の汎用言語で覚えておくと非常に便利なものです。 インタープリタとして実装されているため速度面ではcやFORTRANに比べて不利ですが、非常に柔軟な拡張性を持っており、各種モジュールを読み込むことによりVTKを使った描画から、RasMolやGnuPlotの自動実行までも行うことができます。 変数宣言がいらないこと、インタープリタでその場で試しながらプログラムを書いたりデバッグしたりできること、簡単な手順で図を扱うことができることなどを考え合わせると、現代版BASICといった趣もあります。