Surface Science and Solid State Theory Laboratory

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SIMロック解除なんて吹っ飛ぶかも

Posted on 11月 04, 2010 by kimi

TechCrunch 経由Gigaom、一週間程前の「噂」レベルの記事なのだが、結構面白いので紹介。

要はアップル社が欧州向けの次期iPhoneにジェムアルトという会社のUSIMを採用するかも、という噂レベルの話なのだが、これによりアップル社から、即ちアップルオンライストアでiPhone本体を買って、(携帯電話ショップには行かずに)ネット経由で好きな通信会社(オペレータ)と契約できるようにしようというもの。ドイツを除く欧州主要国、並びにカナダ、オーストラリアでは既に複数のオペレータがiPhoneに対応しており、同時にこのこと自身がそれらの国の移動体通信産業におけるオペレータの発言力の比較劣位を表わしているので、あながち現実味の無い話ではない。同時にGigaomのコメント欄にあるようにアメリカでは(もちろん日本でも)とても実現しそうにない。

欧州では本当にやると仮定して、アップルが日米でどこまでつっぱるか期待したい。

ジェムアルトのUSIMというと知る人ぞ知るというか、NFC(Near Field Communication)規格のチップを内蔵したUSIMを日本でも実証実験していた。確か、そのときのパートナーはSoftbank。門外漢なのでNFCとFelicaの互換性というのがどの程度なのか(一応NFCはFelicaの上位互換のはずだが、この手の話でそのまま使えたためしがない)明らかではないが、iPhoneにもいよいよ「おさいふケータイ」搭載か?!ということでも期待したい。

同時に、もしAppleが本気だとすると、これはUSIMを交換不可能にするつもりだな。もっと穿った見方をするとiPhone5かiPhone6かは知らないが、CDMA2000/W-CDMAの両方に対応したベースバンドチップ(QualcommのMDM9600みたいな)とジェムアルトのNFC-USIMを(交換不可能な形で)内蔵し、AOS(Apple Online Store)もしくはAS(Apple Store)だけで販売する。どのオペレータを使えるようにするかはiOSの対応次第。対応したいオペレータはお布施を持ってApple社の門前に列びなさいってことになるかも。そうなると通常のSIMが使えてそれなりのパフォーマンスを持っていて尚かつAppleのサービスにも対応するSIMアンロック版iPhone3GSは保存用アイテムかもしれない。

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