Surface Science and Solid State Theory Laboratory

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授業アンケート教員所見入力

Posted on 5月 19, 2011 by kimi

我が社でも他社と同様「授業アンケート」なるものをやっている。大学で、「授業」というのはいかがなものか(おい、突っ込むところはそこなのか?>俺)とも思うが、FDだ、PDCAだと喧しいのでしょうがない。今みたいな「アンケート」システムじゃあ「C」の後の「A」が全く用を為さないだろうと思うのだが。前もどこかで言ったように現場はOODAなんだよ。「アンケート」に換わる「O」が必要なんだが、ここでそれを愚痴ってもしょうがない。あたしもアイデアがあったら既にやってるからな。(一部は既にやっている)それでもPDCAの「A」ということで「授業アンケート」をとったら「授業アンケートに対する教員所見」を学生も含め世間様に公開する事になっている。個人的にはこれを「授業アンケートに対する反論システム」と呼んでいる。一般公開されてはいるのだが、どうせ外部の人は(内部の者もだが)最新年度のものしか見ないだろうし、過年度の面白問答を埋もれさせてしまうのは勿体無いので、ここでちょっと紹介。

【応用数学I】

内容は線形代数学

「ただひたすらにわかりにくい授業だった」(原文まま)との指摘がありました。私も現在の講義のやり方に満足しているわけではありません。是非とも具体的にどういったところが判り難いのか具体的に指摘をしていただけたらと思います。具体性の無い批判は単なる中傷にしかなりません。

まあ線形代数については毎年一人ぐらい徹底的にdisってくれる学生さんがいる。一応総合評価の平均点は並の上ぐらいではあるのだけれど。

「ミスにはすぐきづいて訂正してほしい」(原文まま)との要望がありますが、私も人間ですからミスはします。それ以前に講義でも話したように、この講義での計算ミスは計算ズクです。もしもう一度この講義を受講する機会があるのならば、計算ミスは是非ともその場で指摘してください。

だからさあ、僕でも計算間違いするよってとこと、どこでどういうふうにして計算間違いに気付くかっていうライブデモなんだよ。うん。

【応用数学II】

内容は、フーリエ展開/フーリエ変換。いわゆるフーリエ解析ってやつ。

「出席プリントがむずかしい」出席プリントはだいたい定期試験並みの難易度になっています。若干難しいのは当然ですが、最終的にそれが出来なければ試験には通りません。もちろん答えが間違っていたからといって欠席になるわけではないのでまずは、出来たところまででいですから毎回提出してください。

出席替わりの「宿題」に対する意見やら不満やら誤解は多い。ちゃんと講義の最初に説明してるんだけどなあ。

「授業はよくわからないけど先生はおもしろい人だと思います」と云ってくれた人がいます。私も人間ですから褒められればうれしいですが、同時に教師でもありますから、「先生はいけすかないけど、授業はよくわかった」と云われるようでないといけないと、自戒してもいます。

まあ【自称】大阪人やからな。おもしろなかったら皆さんから木戸銭もらえまへんわな。

「レポートだけでなく授業中にもっと問題をしてほしい」との意見には私も同意するところですが、残念ながら講義内容と講義回数とを勘案するとこれ以上例題を解く時間はなさそうです。提出課題での自習をお願いするしかないというのが実情です。

所謂「学力の多様化」とか「ゆとリン」とか謂いたかないし、実際多様化度調査のスコアは決して下がっていないんだけど、年々基礎的なとこから詳しく丁寧に教えていこうとすると、尻尾が決まっている分中身はきつくなる。結局削られるのは演習の時間という事になって、これがまた理解度を下げるという悪循環。これをどう断ち切るかは喫緊の課題なのだけど・・・。御免、これは素直に謝るしかないわ。やろうとはしてんねんよ。でも、何を言っても言い訳にしかならんな。

【電子物性の基礎】

中身は皆さんご存知量子力学でございます。

「僕自身不まじめなので評価しずらいです」(原文まま)という感想がありました。この授業アンケートは決して「評価」を目的に行っているわけではなく、皆さんからの講義に対する不満点や要望を吸い上げることにより講義を改善していくことを目的として行っています。是非とも皆さんの後輩たちのために「心に棚」をつくって「自分のことは棚に上げて」講義で改善すべき点を厳しく指摘して欲しいと思います。後で「自分を棚から下ろして」厳しく叱っておくことを忘れずに。

今回一番面白くて、回答にも一番力が入ったのがこれ。

【数値計算】

数値解析とか数値計算法とか呼ばれるやつね。

「先生の暴走トークは楽しく聴けた」との意見がありましたが、どこが「暴走トーク」だというのだ。「暴走」などしていない。私は『制限速度」を守る「安全運転」で有名なのだ。

どうも「暴走トーク」というのは講義とは全く関係のない(と彼らが考えている、がそこにはちゃんと計算し尽くされた関連性というものがある)余談と学生の理解度を全く考慮していない(と、彼らは考えているが、これ見とかんと大学で○○って習ったよなあ、わけわからんかったけどっていう会話が他所の大学出身の人とできない)数学的に小難しい話を指しているらしい。

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