Surface Science and Solid State Theory Laboratory

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Lionさんがやってきた。RoaRRRR.

Posted on 7月 22, 2011 by kimi

自宅で使っているMacBook (Late 2006, SSD換装済み)に早速Lionを入れてみた。MacBook Airの方の配送予定日が7/29だから、一週間ほどだけのために2600円はいかがなものかとは思うが、良ければ学校でプレゼン用に使っているMacBook Airに入れて使うつもり。(職場のiMacは当分雪豹のままの予定。)

MacBook AirとLionについては以前取り上げた通り。MacBook Airについては実機が到着した後蒸し返すことにして、まずはLionである。

LionについてはTwitterでも続々と人柱報告というより自爆報告が続々とされているが、そんなにLionのリリースを待ち焦がれていたのかしらん。最近Macユーザになったばかりの人は、あのJobsのキーノートをみて洗脳されちゃったかな。古くからのユーザには、あれこそが有名なJobsの現実歪曲空間だということはわかった筈だが。冷静に考えて前回の雪豹が32ビット-64ビット共存期の安定バージョンだったわけだから、今回の獅子は64ビット移行期の人柱バージョンだとわかっていた筈。かつて豹でclassic環境が切り捨てられたのと同じことが、獅子ではrosettaで起っただけ。これが判っていない人は安易にOSのアップグレードをしてはいけない。実際私も職場のiMac群のアップグレードは相当後になる予定。もしかすると獅子は見送るかもしれない。Keynote再生機として使えれば充分なMacBook Airはアップグレードするかもしれないが。

獅子の新機能としてAppleが謳っているのは、

  • マルチタッチジェスチャー
  • Mission Control
  • フルスクリーンアプリケーション
  • Mac App Store
  • Launchpad
  • 再開
  • オートセーブ
  • バージョン
  • AirDrop
  • Mail
  • Lion Server

基本的に以前書いたように、BSD層にアクセスする公式の方法(つまりTerminal.app)が廃止されない限り、Look&FeelやUser Interfaceにはもうあまり興味は無い。一応一つずつ見ていくと

  • マルチタッチジェスチャー

もともとMacintoshの1ボタンマウスというシンプルな操作性と、iPod/iPhone/iPadのタッチパネルの直感的操作がAppleの売りだったわけで、狭っこい無地のタッチパッドの上で複雑な操作を要求されても使い勝手が良くなった気はしない。ただし、これはタッチパネル式の液晶を搭載したデスクトップ機が出た場合には状況が一変するかもしれない。27インチiMacの画面に触れてMission Controlを呼び出し、フルスクリーンアプリケーションを切り替えたり、Webブラウズを指でつんつんしながら使うことを想像すると、結構SFの世界かもしれない。

  • Mission Control

というわけでMission Controlも現状ではその位置づけはスペースと対して変わらない。

  • フルスクリーンアプリケーション

Pagesに先行して実装されていたこの機能を使ってみて、結構使えるとは思った。これにコントロール+矢印キーなどでアプリケーションを切り替える機能(この機能自体はスペースでもできる。ただし、デスクトップ全体が切り替わるが。)と合わせると、非常に使い勝手は良い。元々(疑似)マルチタスクシステムの操作環境として、オーバーラップ型のウィンドウ環境が唯一でも最優秀でもなく、(皮肉なことにアップル自身がそれを発展・普及させてきたけれども)こういったスイッチャも有望だったのだから、当然とも言える。携帯端末ではその画面の面積的制約から一つのアプリケーションが全画面を占有しそれを切り替えて使うのが一般的だが、これだけ携帯端末が普及すればデスクトップ機のほうもそれに合わせた方がエントリーレベルのユーザにはアピールするだろう。穿った見方をすれば、現在はもうそういったエントリーレベルのユーザーと、CUI環境を必要とするユーザの二種類しか居ないのかもしれない。

  • Mac App Store

これは雪豹でも既に導入されていたので省略。ただ、今後少なくともAppleのリリースするソフトウェアについてはこれが唯一の販売のチャンネルになりそうな予感があり、そうなった時に中途半端な法人である我々大学教員はどうすればよいのかちょっと心配である。

  • Launchpad

はっきり言って、よく使うアプリケーションのエイリアスを一つのフォルダーに入れておいてドックに置いてるような人間には、NeXT step以来の癖が抜けずにわざわざ/LocalAppsとか~/LovalAppsとかいうフォルダを作ってそこにアプリケーションをインストールしているような人間には、後先考えずアプリケーションを何でもかんでもインストールして、しかも旧バージョンをなかなか消さないような人間には、無用の長物としか言い様の無い機能。

  • 再開・オートセーブ・バージョン

こういうのはあったらあったで使います。まあ無くても何とかしてきたし、Time Machineで充分とも言う。

  • AirDrop

これはLionさんが二匹以上いないとわからないのでノーコメント。

  • Mail

しょうもないけど、私にとってのLionの目玉はこれ。ようやく標準のMail.appもスレッド表示に対応してくれたか、という感じ。まあ、それ以上でもそれいかでもないけれど、フルスクリーンアプリケーション機能とあいまって画面の小さい機種でも使い勝手が良くなった。

  • Lion Server

さて、問題はこれ。研究室のOSXサーバをLionサーバにするかどうか。特に必要性は感じないのだが、これまでの経験からクライアントをアップグレードするなら、それに先駆けてサーバはアップグレードしておいた方がいい。とくにiPadとファイル共有できるのは魅力。今だと研究室のファイルサーバにあるファイルをiPadに送るのにわざわざ一旦研究室の外に送るというばかげたことをしている。

まあ、少なくとも冬までに「宛名職人」だけは買換えないといけないようだ。

問題は大学でどうやってライオンさんを飼うかだな。動物学科に要相談?

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