Surface Science and Solid State Theory Laboratory

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パソコン教室

Posted on 4月 16, 2010 by kimi

私が電化製品のマニュアルを読まないというのは、よく知られているが、同時に電化製品の使い方を他人に尋ねる事もないという事実にはなかなか気がついてはもらえない。唯一の例外は自動パン焼き機で、これだけは意図的に手を出さないようにしている。

10年ほど前は、それなりに若かったわけで、パソコンとかその周辺機器とかソフトの使い方について説明するのも止む無しと思っていたし、実際そうしてきたわけだが、そろそろそれにも嫌気がさしてきた。

あんなあ、二十歳過ぎの若いもんが四十超えたおっさんにパソコンの使い方を教わるようになったら終わりやぞ。

だってマックなんだもんって言い訳は無しね。 まあ、彼等にとって気の毒な面もあるにはある。単純な世代論にしたくはないが、彼等が相手にしているのは、情報機器の黎明期からその進化に合わせて、情報機器を使って来た世代なのだ。大概の機械はこの目で見てきたし、大概のソフトウェアには触ってきた。

教えていて不思議だなあと感じるのは、何かしらの「正解手順」を知り、それを覚えなければならないと思っているような節があること。だから知らないエラーメッセージとかに遭遇するともうお手上げになってしまう。現代のおじさん的議論だとこういうのをすぐ「ゲームのせいだ」とか「失敗が許容されない社会がどうのこうの」とかいう論調にしたがるのだが、私は全くそうは思わない。なぜなら、こと情報機器に関しては、じじい共もまったく同じ反応を見せるからだ。

例えば私はマイクロソフトのOfficeスイートを全く使わないのだが、学生さん達や、じいさん達よりよっぽど使える。なぜなら私がiWorkスイートの使い方を彼らに訊くことは絶対に無いが、彼らからOfficeスイートの使い方を訊かれることはよくあり、まあだいたい答えられる。でもねえ、たいしたことをやってるわけじゃあないんだよ。「『なんとかんとか』をするにはどうすんだ」って訊かれて、「『なんとかんとか』をねえ」と云いながら、端から順にメニューを見てみて、「こうすんじゃない」ってやってるだけなんだから。

で、(私が)育てる気のある学生には一応云う。「俺、やり方を知ってたわけやないで。今俺がやったことって端からメニューを見てみて、やってみて、はずれだったら次いっただけやん。これって君にはできへん事か?」でも、最近のOfficeのメニューはありゃあ病気だな。さっきはあったアイコンが次に探したらないんじゃあ操作手順すら覚えられんわなあ。

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