Surface Science and Solid State Theory Laboratory

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Second opinion for iPad

Posted on 5月 10, 2010 by kimi

状況がずいぶん変わってしまって一晩悩んだ結果、予定通りApple online storeで64GBのWifiモデルを予約。おじさんの朝は早い。意外にサクッと予約できた。

しかし近年まれに見る酷い話ではある。

  1. いきなりの発売延期
  2. にも拘らずいつまでたっても価格等のアナウンス無し
  3. 寝耳に水の3GモデルはSIMロックで、Apple online storeでの扱いはなし

しかしAppleもバカだね。SIMロックフリー3GモデルをApple online storeで扱っとけば英国価格でも絶対ポチったのになあ。

今回発売の日本、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、英国の中でApple online storeで3Gモデルが買えないのは日本だけ。結局、日本の市場は特殊だと思い込まれているのだろう。ソフトバンクがうまく交渉したということだ。最初からSBMのmicroSIMが入った状態で販売されることは想像していたが、Jobsがunlocked, no contractと言った以上、本体はSIMロックフリーで、携帯電話網の回線は何らかの方法で後からアクティベートするもんだと思っていた。AppleとSBMから何のアナウンスも無いのはAT&Tとのcontractのように、日本発売版もソフトバンクショップに行かなくてもアクティベートできる仕組みづくりに手間取っているのだと想像していた。それが蓋を開けてみると従来のSBMの携帯端末と全く同じ販売方法とは。2007年にちゃんとSIMロック解除まで議論を詰めておかなかったツケが廻ったってことだな。同時に金銭的な条件ではAppleが優位に立っているんだろうが、こと通信事業自体に関わる条件については通信事業者(オペレータ)の意向が効くということでもある。SIMロックが標準のiphoneだって香港とイタリアじゃあロックフリーで出しているが、香港でもイタリアでもベルギーみたいに禁止されているわけではないので、これはオペレータの都合。

SIMロックの点を除けば今回もSMBはよくやったと言える。価格はほぼレート通り。業界雀の中には欧州諸国に比べて安いと主張する向きもあるが、彼の地のVATを考慮すれば同程度だと言える。それどころかこっちはSIMロック版なのだ。SIMロックの上に二年契約強制でインセンティブを効かせて月々2910円。基本使用料315円を別表示にする事によりなんとかAT&TのUnlimited $29.99/month に合わせてきた。このデバイスの特性から考えて3G回線は補助的と思われるので興味があるのはプリペイドプラン。これも100MB/month 1500円/one chargeとAT&Tの250MB/month $14.99と比べると割高ながらいい線をついている。私のiphoneの使い方だとひと月に200MB前後なので、出張のときだけ1500円で3G回線開通で充分いけそうだ。まあこの辺の線引きはSBMのカバレッジとキャパシティから必死こいて割り出しているはずだが今後変更もあるかもしれん。いずれにせよSIMロックだけ余分である。

前稿First impression of iPadを書いてからいろんな情報が既に出てきているので、それを踏まえてもう一度考えてみる。

米国先行販売品のレビューから共通しているのは画面の美しさ、オペレーションの軽快さ、と電池の持ちの良さ。画面の大きさには色々な意見があるようだが、これはバリエーションがあればあるほどよいのは当たり前。あまり有りすぎても選択に困るだろう。まあ、Macintoshのオペレーションで定評のあるappleのテスト部隊を信頼しよう。私のような小柄な日本人にはちょっと大きいのかもしれんが、歳のせいで小さい字が読み難いこともありちょうどの大きさであることを期待したい。電池の持ちは予想通り。耐久性の方の結論が出るのは一年以上先だろう。オペレーションの軽快さには期待したいが、秋に、OS4.0でマルチタスクがサポートされたときにも同じように軽快でいられるかが興味のあるところだ。

Bluetoothキーボードには対応しているということで、必要に応じてiMacのApple wireless keyboardを流用できそうだ。GPSはWifiモデルを選択した時点であきらめた。iphoneがあるさ、ということなのだが、iphoneの測位情報を転送する方法が出てくれるといいのだが。

予約の際にDock ConnectorとVGAの変換アダプタとiPad Camera Connection Kitだけは同時に注文しておいた。Dockは純正品でなくてもいいので一つ欲しいと思うのだが、それも含めて後のものは追々考えることにする。

各所のReviewの感じではKeynoteは相当良さそう。Keynote/Pages/NumbersともにiWorkのサブセットなのはしょうがないのだが、どこまでiWorkで作ったオリジナルの見栄えを再現できるかが問題。KeynoteでGrouped objectのアニメーションに対応していないようなことが報告されていたが、そもそも最新のiWorkのKeynoteではアニメーションさせたいobjectをgroup化する必然性がなくなっているし、こればっかりは結局実際に触ってみなければ解らない。

Flashについては相変わらず喧しいが、私自身(賛成派も反対派も)なんでそんなにFlashに拘るのかがわからない。それよりJava appletもしくはJava VMの方をなんとかして欲しい。Java VMの方はJailbreakすれば何とかなるのかもしれんが。

充電装置についてはUSB 5Vはいいのだが2A流せなければならないということで、手持ちのもので流用できるものはない。ただし、電池の持ちはすこぶるいいようだから普段は本体だけ持ち歩けばいいだろう。出張のときはどうせ充電器の二つや三つは持って行くことになる。

相変わらずiPhoneとの連携はあまり話題に上っていない。まあ共通の母艦とMobile meだけでも相当強力だとは思うのだが、先に触れたGPSの測位情報などをWifi ad-hocとか、bluetoothとかで簡単に共有できる仕組みがあるとよさそう。このぐらいなら厳しいApp Storeの検閲審査も通るんじゃあないかなあ。

しかし、返す返すもSIMロックかあ。でも技術適合申請も通ってるし、「技適」情報の電子的表示を可とする総務省令も出たことだし、どっか海外で買ってくればいいんだよなあ。当然5/28日以降に導入されるOSの「認証」には「技適」が含まれているはず。問題はSIMの工作とAPNの設定だが、「技適」の通った立派な通信機器なんだからSBMに持ち込めばSIMの発行を拒むことはできないはずだよなあ。まあ、このSIMロック解除問題については別稿を立ててInspector Gadgetで議論したい。

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